指しゃぶりしていた息子二人に苦いマニュキアを使った話
息子二人の指しゃぶりのこと
少し前まで私の悩みの種だったのは、息子二人（次男と三男）の指しゃぶりでした。
次男は1歳8ヶ月頃から、三男は確か、生後3ヶ月頃から指しゃぶりが始まりました。
指しゃぶりをしていると歯並びが悪くなると聞いていたので、早く止めさせたいと思う一方で、小さな子どもが指をしゃぶることは自然なこと、無理やり止めさせることで悪影響が出るのも良くないのでは、と葛藤していました。
保健師さんや歯医者さんからは、「言って聞かせましょう」「まずは昼間の指しゃぶりをしないようにすることがゴール。指しゃぶりをしていたら、手を使う遊びを一緒にしたりして、他のことで気を紛らわせて下さい」そんな風にアドバイスをもらい、しばらくはその通り努力してみたのですが、なかなか治らない。。
歯磨きの際に歯を見ると、上の歯が前より前に出てきている気がする(;'∀')
そこで、ちょっとかわいそうかなとも思いましたが試してみました。
にがーーいマニュキア！！！
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子どもの口に入るものだから、安全なことが第一条件でしたが、こちらの商品は日本製、オーガニック成分配合とのことで、大丈夫そうかなと思って購入しました。
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次男に使ってみた時の話
これは苦いマニュキアだよ。指をしゃぶらないように塗るよと言ったうえで爪に塗りました。（超罪悪感。ドキドキしながら塗りました）
歯医者さんに言った時にも指しゃぶりはしない方がいいと言われていたので、納得してはいたようなのですが、寝る時にはいつも指をしゃぶるため、眠くなってうっかり指を口に入れてしまいました。
ギャーーーーーー！！大泣き。
・・・分かってはいたけど・・・心が痛い・・・。せっかく幸せな気持ちで眠りにつこうと思っていたのに、毒物のような苦さで目が覚めてしまったようです。
指しゃぶりはやめて欲しいけれど・・・。
かわいそう・・・。
かわいそうだけれど・・・。
歯並びが悪くなったら、それも嫌だし・・・。
歯の矯正って高そうだし・・・。
このマニュキアは一度塗ると2〜3日は苦さが続くようなので、翌日は塗りませんでした。
3日目にはまた心を鬼にして、寝ている我が子の爪にマニュキアをぬりぬり・・・。
私の心の声↓
「次男よ、ごめんよ。元はと言えば、君の指しゃぶりが始まったのは三男が産まれたタイミング。さみしい思いを指しゃぶりで紛らわしていたんだよね。それなのに、その指しゃぶりをやめさせるための手段がこれか。この苦いマニュキアか・・・。ごめん。」
その夜もいつもどおり指を入れた次男は夜中にうなされるように目をさましました。かわいそう。。
その後、マニュキアのことも指しゃぶりのことも忘れたわけではなかったのですが、また塗る気にはなれずにしまい込んでいました。
しかし！
次男、いきなり自分でやめました。指しゃぶり！( ﾟДﾟ)
昼間はあまりしなくなっていたのですが、夜寝る時には必ず指しゃぶりしていたのに。「もうやめる」と宣言して、実行しました。
正直びっくりしました。
「
きっかけは、検診で歯医者さんへ行った時歯医者さんから「4歳の誕生日までにはやめようね」そう言われたことでした。
歯医者さんに行ったその夜から、ぴたっとやめたのです。
もう、喜びもだけど、驚きの方が大きくて。
自分でその気になれたら止められるものなんですね。
三男に苦いマニュキアを塗った話
三男、2歳9か月。次男の時よりも早いタイミングではあったものの、次男の時よりも指が歯にあたる強さが強かったようで、明らかに上の歯が前に出てきていて「開咬」と呼ばれる状態になっていたため心配になり、例のにがーいマニュキアを試してみることにしました。
次男にした時と同様、罪悪感はありましたが、このまま放置しておくわけにはいかなかったのです。
今回も、「これは苦いマニュキアだよ。指をしゃぶったら苦いからね。もう指しゃぶりはおしまいだよ。」そう言い聞かせました。
その前に「ゆびたこ」という絵本も読んで聞かせていました。
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ゆびたこ (ポプラ社の絵本)
指しゃぶりは止めた方がいい、ということが分かってはいたようで、マニュキアもすんなり塗らせてくれました。
しかし、癖になっているので指をうっかり口に入れて・・・。
「ギャーーーーー！！！」
苦さは少ししてから来るようです。そのあとのよだれの量がすごい。
私も、どんなものなのか自分の爪に塗って、舐めて試してみましたが、納得。
苦さが少ししてから襲ってくる！そして唾液が出る！！
一通り泣いてから寝ていきました。
次の日の夜。
またうっかり指を口に入れてしまい、「グァーーーー！！みず！みず！」
水をたっぷり飲んで寝ました。
夜中、寝ている間にまた指しゃぶりをして起きるんじゃないかと気が気でありません。
しかし、3日目になるとまた爪にマニュキアを塗ってくれと言い出したのです。
マニュキアを塗ると爪がピカピカするのでそれが嬉しかったのかもしれません。
さすがにもう、指をしゃぶったらあのまずーい苦さが襲ってくると分かっていて、指を口の方へと運びましたが、途中でやめることができました。
そうして、なんと、とてもスムーズに指しゃぶりを卒業することができたのでした。
今回も、何だか驚きの結果となりました。
もちろん嬉しいのですが、何だかこんなに簡単に止めることができたのか、といった心境です。
まとめ
子どもが「指しゃぶりはやめた方がいい」と理解できれば、わりとすんなりと止められるのかな、というのが私個人の感想です。
親がどうしても止めさせたいと強く思いすぎるとストレスになるので、ゆったりとした気持ちで向き合った方がうまくいくのかなとも思いました。
今後も色々なことで悩んだり、親の思うとおりにならないことがあるかとは思いますが、マイペースにやっていきたいと思っています。